USBデバイスを使う

システム障害に備え、大事なデータをバックアップする必要がある。
USB接続のHDDを用意する。
しかし、Linux初心者にとってファイルシステムは難関の一つではないだろうか。
WindowsのようなCドライブとかDドライブと言った概念がない。
/(ルートディレクトリ)を頂点とする階層構造ですべてが扱われる。
デバイスファイルの扱い方が分かっていないと何もできない。
1番目の SATA/USBドライブ /dev/sda
2場目の SATA/USBドライブ /dev/sdb
などということが分かってくる。

さらに、パーティションごとにsda1とかsdb2とかに割り当てられる。
これらをファイルシステムに結合させて初めて利用できる。
結合させることをマウント、結合点となるディレクトリをマウントポイントという。

内蔵SATAハードディスクが1台のノートPCではUSBに接続したHDDはsdbが割り当てられる。
データ領域はsdb2となる。
$ sudo mount /dev/sdb2 /mnt
とすれば、/mntディレクトリを通し、ファイルの読み書きが可能となる。

USBメモリなどからファイルの読み書きをしようとして、Linux初心者が最初にまごつく場面である。
「どうすればいいの・・・?」
システムのバックアップなどを考えなければ、sdaやsdbなどほとんど意識しないだろう。
ちなみに、パーティションテーブルは以下のようにして表示できる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。