データベースだけではない1
並行して別の連載を始めます。
Accessはもちろんデータベースソフトですが、今回はフォームの機能を利用した使い方を紹介します。
データベースとして使うのではありませんので、テーブルも何もないです。
内容は、他のプログラミング言語で作成したアプリケーションを移植したものです。
名前はToidasu(問を出す)です。
初代はN88-BasicでPC8801用に開発したもので、次いでVisual Basic6.0へ移植、
そして 最近C#へ移植しました。
それをAccessに移植しました。
画面を見てみます。C#とAccessのものです。



1番上のものはC#です。
下の2つがAccessによるものです。
お分かりの通り、ドリル学習用ソフトです。
問題はユーザーが作成します。
問題以外に単にプレゼンや説明のためにも使えます。
まず、問題文の作成方法を示します。
漢字検定風の問題は次のようになっています。
一種のゲームシナリオのようなものです。
—-ここから———
次のカタカナの部分に当てはまる漢字を1つ選びなさい。
問1 裁判所で被告がチン述した。
問2 警官隊が市民の暴動をチン圧した。
問3 からすみはチン味である。
as3
陳,鎮,珍,沈,賃,鎮,枕,朕
ae
終
——ここまで—-
ほぼ通常の問題を作成するのと変わりません。
(問題文はそのまま表示される)
as3…AnswerStart、問題は3問の意味
陳,鎮,珍,沈,賃,鎮,枕,朕…画面に表示される選択肢(最大8個まで指定)
最初に正解を順番に書く。
表示はシステムがランダムに並べ替えます。
ae…AnswerEndの意味
終…ここで問題の終わり(区切り)の意味
これで1画面分の問題になります。1ステージと呼びます。
これを繰り返して何ステージでも作成できます。
詳細は次回以降としますが、Accessをフォームアプリケーションのプラットホームにしてしまう使い方です。
データベースはよく分からないという人も、プログラミングの入門としていかがでしょうか。
この連載では、ほかのブログサイトで紹介しているようにタイマー機能が登場します。
もともとは、ドリルの制限時間を設定するものとして組み込みましたが、要望を受け一般化したタイマーとして独立させたものもアップします。また、アクセスだけではなくエクセル用も公開します。
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